『今日から㋮のつく自由業』ネタ

『今日から㋮のつく自由業』のネタという名の妄想です（笑）

以前拍手レスで書いた、ツェリ様の初恋の相手は夢主！なネタです。

うっかりと、またトリップした夢主がたどり着いたのは、眞魔国（しんまこく）のシュピッツヴェーグ地方です。

ひっそりとした森の中だったので、誰にも見られていないことに安心した夢主とチモですが．．．

その森の傍にある城に、偶然遊びに来ていたフォンシュピッツヴェーグ卿ツェツィーリエ様（通称ツェリ様、御年10歳）が、窓から見えた黒いものに興味をひかれて森へやってきました。

夢主達も近づいてくる相手に気付きます。

ところが、小さな蜜蜂（シークレット　アイズ）で見てみたら、2歳くらいの女の子でした。

ここに着いたばかりの夢主は、魔族の成長速度が人と違うとは知りませんから、もちろんビックリします。

しかも夢主のところまでまっすぐ進んでくるのが分かるため、隠れたり、逃げたりしたら、ツェリ様が迷子になってしまうのでその場に留まる．．．より、歩いて行った方が夢主らしいかな？ 

というわけで、女の子の歩く距離を短くしようと、自分から近づいていきます。



そして、夢主が見えたところで、ツェリ様歓声を上げます。

駆け寄って夢主の黒い髪と瞳を見て、さらに目をキラキラ輝かせ、頬をバラ色に染めます。

そんな風に見られた夢主は、理由が分からず困惑しますが、相手が幼い子供なので、目線を合わせるために膝を付きます。

さながら、騎士のように．．．（笑）

ツェリ様は近づいた顔にも、その仕草にもウットリｖ

そしてしばらく話をして落ち着いたあたりで、夢主はどうやら見かけと中身が一致しないらしいと気付きます。

なので、「ここはどこでしょうか？」とか、「魔族ってなんですか？」とか、「実は違う世界から迷子になってしまったんです」とか話すんです。

「違う世界から．．．」は、いろいろ話してもらったから、等価交換として夢主も話します。



そして半年間しかいないと知って、ツェリ様泣きそうになります。

子供好きで、しかもツェリ様のことを少なからず気に入った夢主は、面白いかなぁと思って開発していた魔法の便箋セットを渡します。

専用のペンで手紙を書くと、書いた人の姿を立体で映し出し、話をするという便箋です。

しかも、使い終わったら新品に戻るという優れもの。

さらに、異世界でたびたび迷子になる夢主との連絡のために作られたものだけに、夢主の持っている便箋に自動的に文字etcが転送さられるという便利グッツです！

ツェリ様、これをもらって大喜びです。



でも、実際に傍にいられるのは半年間なので、お客様としてお城にいます。

ご両親や兄には「半年間こっちで勉学に励みますわｖ」と手紙で報告。

それだけじゃダメな気もしますが、いいことにします（←適当だな．．．）

そして、半年間で夢主は文字を学んだり、常識を学んだり、ツェリ様は幼い恋心を育てます。



半年後、夢主が自分のことを娘か妹のようにしか思っていないことを薄々感じながらも、告白します。

夢主はツェリ様が恋愛対象ではないが、家族愛の対象であることを伝えます。

それで吹っ切れた訳ではありませんが、何となくツェリ様も夢主のことは憧れの人的な感じに落ち着きます。

その後は仲の良いペンフレンドです。



ツェリ様は最初の方（とはいってもかなりの年月ですが）は日々の当たり前をかいていました。

そのうち好きな人のことやら、夫や子供たちのことやらいっぱい書いて夢主に送ります。

夢主はそのたびに、励まし、喜び、祝いと大忙しです。

ツェリ様や子供たちの誕生日には贈り物も欠かしません。



そして、有利（ユーリ）陛下が眞魔国に来た時、「双黒（髪と目が黒い人）をこんなに近くで見るのは2回目だわぁ」と漏らし、息子たちや王佐や有利陛下が驚きます。

それにツェリ様は「あら、毎年誕生日にその方からの贈り物を、あたくしのと一緒にあげてるでしょう」と言われて息子たちはさらにびっくりです。

どんな人なのか騒ぐ皆に、ツェリ様が「こっちに来れるか今度聞いておいてあげるわ」と言います。



そして本編突入な感じです。